ウルティマ・オンライン(以下UO)の舞台“ブリタニア”には、ホントにいろんな国のいろんな人達がいます。
気さくに挨拶をしてきてくれる人もいれば、いきなり殺しにかかってくる悪人もいるし、気さくに挨拶してきて油断したところを殺しにかかってくる人もいます。
4コマ目で死体がバラバラにされていますが、ホントに死体を切り刻めます。
殺した後死体を切り刻むサイコ野郎が楽しむ事のできる仕様…さっすが洋ゲーってカンジですね。
ブリタニアにはさまざまな動物がいて、“Animal Taming”というスキルが高ければ、それらを手なずけることができます。狼なんて手なずけて歩いているとカッコイイのですが、ちゃんとエサをあげたり面倒をみてやらなかったりすると、愛想を尽かしてどこかへ行ってしまったり、時にはご主人様に牙をむいてきたりします。
2コマ目の“コネクションロスト”とは、UOを運営しているサーバーに何かトラブルがあったり、プロバイダの不具合などで、通信が途切れてしまうことです。そうなると時間が戻されてしまう事があります。そのおかげで、稼いだお金がフイになってしまうことも。
ブリタニアニは、さまざまな生き方(プレイスタイル)の人がいます。死ぬのが恐くてなかなか街から出ないで生活する人もいれば、このyoichのように、死を恐れずにどんどん知らないところへ冒険に行く人もいます。どっちの生き方も面白いのがUOのスゴイところ。
2コマ目に出てきているのは“lich”というNPCのモンスター。人の姿をしていて、魔法をばんばん撃ってきます。この当時は恐かったなぁ、lich。
この舞台になっているのは“Despise”というダンジョンです。ブリタニアには、モンスターがうようよいるダンジョンがたくさんあります。この回に出てきているモンスターは、giant scorpion、giant rat、snake、mongbat、headlessなど。1匹1匹はたいして強くないのですが、大量のモンスターに囲まれるとひとたまりもありません。こういうときパーティープレイがものをいうのですが、こんな戦い方ではパーティープレイもイミないですね。
UOでは、死んでしまうと2つの選択肢が与えられます。1つは、その場ですぐに復活。もう1つは幽霊になってプレイ続行。幽霊になってしまったら、蘇生の魔法をかけてもらうか、街のヒーラーのところへ行って生き返らせてもらうしかありません。死体は置いたままなので、荷物や稼ぎはパァになります。それでもみんな幽霊になるのは、その場で復活してしまうとせっかく育てたキャラクターの強さやスキルががくんと下がってしまうからです。荷物の回収を選ぶか、時間をかけて育てたキャラクターのスキルを取るか。お金や荷物なんてまた稼げるさ!と、今日もどこかで幽霊がさまよっている事でしょう。
ブリタニア最強クラスのモンスター、ドラゴン。以前は、こちらが攻撃しない限りうろうろしているだけの無害なモンスターだったのですが、この日にたまたま仕様変更のパッチが当たって、ドラゴンが好戦的になっていたのです。運が悪かったyoichとitchですが…作戦を立てたところで、この当時の2人では勝ち目はなかったでしょうね。
プレイヤー・キラー、俗に言うPKとは、読んで時のごとく、他のプレイヤーを殺しにかかってくるプレイヤーの事です。普通のゲームと違って、自分を殺しにかかってくる人が自分と同じ人間だと思うとホントにコワイです。ブリタニアがスリル満点な世界なのは、このPKによるところが大きいですね。
毒におかされると、魔法や薬で解毒しないと死に至ります。ちなみに、モンスターの毒が人を死にいたらしめるほど強力になったのはちょうどこのとき。初PKをしようとしていたturiaはそれを知らずに、運悪く毒蛇にかまれてしまったんですね。結果的に見ず知らずの人に解毒してもらって一命をとりとめましたが。そんな人の優しさにも触れる事のできるブリタニア。ちなみにこの後turiaは、ダンジョンを出た途端PKに殺されたそうです。油断大敵ですね、ブリタニア。
リコールルーンとは、任意の場所を記憶しておくことのできる石の事です。ある場所に立ってこの石に“Mark”という魔法をかけ、その魔法のかかった石を持ち歩いていれば、遠く離れたところからでも“Recall”という魔法で、一瞬でその場所に帰ってこれます。ただしこのMarkの魔法は、ある程度修行を積んだ魔法使いにしか使えません。この当時のyoichは魔法があまり得意ではなかっため、他人からリコールルーンを買ったんですね。ただし、そのリコールルーンがどんな場所を記憶しているかは…使ってみないと分かりません。危険です。
魔法を使うには“秘薬”と呼ばれる消耗品のアイテムが必要です。そして、魔法でしか行き来できない場所があります。こういうときは普通、近くの人とコミュニケーションをとって秘薬を分けてもらうなりなんなり、ネットゲームならではの解決法方があるのですが、yoichいわく「死んで幽霊になればなんとかなると思った」。どうにもならずに事態が悪化したのはいうまでもありません。
なにも剣や魔法でモンスターと戦ってお金を稼ぐことのみが、ブリタニアで生きていく道ではありません。鍛冶屋や大工、裁縫や弓作り、料理、etc…とにかく色々な職業と色々なスキルがあって、さまざまな生き方ができるのがブリタニアという世界。
ちなみに鍛冶屋の場合、鉱山へ行ってツルハシで鉄鉱石の原石を掘り、それを炉で溶かしインゴットという鉄塊を作ります。さらにそのインゴットをハンマーで加工すると、武器や鎧ができます。一つの職業の作業工程に、こんなにプロセスがあるんですね。
数ある生産系の職業の中での人気職業の1つ鍛冶屋。冒険には鎧や武器が必要だし、痛んだ武器鎧は修理しないと壊れてしまうので、多くの冒険者から必要とされる職業です。ただし、武器や鎧はあまり激しく痛んでいると、修理しようとしたつもりが壊してしまう事も。以前taoが失敗して高価な武器を壊してしまった時は、さんざん持ち主に謝ったそうです。
お金と空いている土地があれば、ブリタニアに家を建てる事ができます。そして現実世界と同じく、戸締まりや鍵の管理をしっかりしておかないと、ドロボウに入られてしまう事があります。ちなみにtaoは家の管理がずさんなので、何度もドロボウに入られてしまったことがあるそうです。
家や宝箱の鍵は、生鍵を買ってくれば簡単に複製する事ができます。だから一度鍵が他人の手に渡ったら、鍵を取り返したところでもう遅いのですが…このときのtaoはよっぽど冷静じゃなかったんでしょうね。やさしいyanagiiは、この後もtaoをひいきにして修理を頼みに来てくれたそうですが、普通だったらお客さんが離れていっちゃいますね、こんなコトされたら。
動物やモンスターを殺すと、その死体から肉や皮を手に入れる事ができます。そして、たき火を起こしてその火で肉を焼くと食べる事ができます。それがめんどくさい人はお店でパンを買う事もできるのですが。